露首相に返還の考えなし「ここは我々の領土だ」

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 【モスクワ=畑武尊】ロシアのメドベージェフ首相は2日、北方領土の択捉島を訪れ、ロシアが独自に推進する開発事業の現状を視察した。2015年8月以来、4年ぶり4度目の北方領土訪問となった。

 タス通信などによると、メドベージェフ氏は極東サハリン州の州都ユジノサハリンスクから空路で択捉島に到着した。温泉付き保養施設や水産加工場を視察したほか、学校や集合住宅の建設現場を訪れ、社会基盤整備の進展を確かめた。

 メドベージェフ氏は島内で露メディアの取材に「ここは我々の領土だ。懸念はない」と語り、北方領土を日本に返還する考えはないと強調した。

 日露は6月末の首脳会談で、北方領土での共同経済活動を今秋にも試験的に実施することで一致しており、現地では日本からの資金流入に期待が大きい。ただ、領土問題の解決を含む平和条約交渉で進展がないことから、ロシア国内には、日本の出方を不安視する見方がある。

 9月には再び日露首脳会談が予定されており、メドベージェフ氏の訪問は、日本抜きでも開発を進める姿勢を示して交渉を優位に進める狙いがありそうだ。

 択捉島は北方4島で面積が最も大きく、ロシアは16年に新型地対艦ミサイルを配備するなど、軍事面でも重視している。

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