正恩氏「米と南に適切な警告」ミサイル発射を評価

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 【ソウル=岡部雄二郎】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は7日、「新型戦術誘導弾」の発射実験が6日早朝に行われ、金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長が立ち会ったと報じた。正恩氏は発射の成果を評価し、「米国と南朝鮮(韓国)当局が行っている合同軍事演習に適切な警告を送る機会になるだろう」と語った。

 韓国軍は6日、北朝鮮南西部・クァイル付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイルが2発発射され、約450キロ・メートル飛行したのを確認しており、正恩氏はこれを視察したとみられる。

 朝鮮中央通信が報じた「誘導弾」は、一般に精密攻撃が可能なミサイルを指す。北朝鮮は7月25日にも、東部・元山ウォンサン付近から「新型戦術誘導兵器」として同型のミサイルを発射し、約600キロ・メートル飛行させた。韓国軍は当時、通常よりも迎撃が難しいロシア製「イスカンデル」の飛行特性を持った新型の弾道ミサイルと断定し、今回も特徴が似ていると分析していた。

 朝鮮中央通信は、今回のミサイルが首都・平壌ピョンヤンの上空を問題なく通過し、日本海上の島に設定した目標をとらえたと強調した上で、「兵器の信頼性と安全性、実戦能力が検証された」と伝えた。発射場所によっては韓国全域が射程に収まり、新たな脅威となる。

 北朝鮮としては、米韓合同軍事演習の期間中に軍部を引き締めるとともに、ミサイル能力を誇示して米国との非核化協議を有利に進める狙いがありそうだ。

無断転載禁止
730487 0 国際 2019/08/07 22:05:00 2019/08/07 22:32:19 2019/08/07 22:32:19

おすすめ記事

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ