北朝鮮、飛翔体を2回発射…米韓演習に批判談話

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 【ソウル=岡部雄二郎】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は16日午前8時1分頃と午前8時16分頃、東部・通川トンチョン付近から日本海に向けて短距離の飛翔ひしょう体2発を発射した。北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」は16日朝、今月5日に始まった米韓合同軍事演習を批判する談話を発表しており、今回の発射も軍事演習へのけん制とみられる。

 合同参謀本部によると、飛距離は約230キロ・メートル、高度は約30キロ・メートルで、最高速度はマッハ6・1以上だった。

 北朝鮮による飛翔体発射は7月25日以降、今回で6回目だ。北朝鮮はこれまで、「新型戦術誘導弾」と「大口径操縦ロケット砲」をそれぞれ2回ずつ発射し、直近の今月10日には「新しい兵器」を発射したと主張している。韓国軍は、いずれも短距離弾道ミサイルとみて分析を進めている。米韓合同軍事演習を理由に、新型ミサイルの発射実験を繰り返しているようだ。

 祖国平和統一委員会は談話で、「戦争シナリオを実戦に移すための合同軍事演習が激しく行われている」などと非難した。トランプ米政権に対する直接の批判を控える一方、韓国政府に対しては「これ以上言うことはないし、再び対座する考えもない」と通告し、米国との直接交渉を重視する姿勢を鮮明にした。

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