校内で「反日」強要、韓国の高校生が抗議の会見

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「日本製品不買」ポスター作り/「文政権批判」職員室呼び出し…ソウル公立校教師

 【ソウル=建石剛】ソウル市内にある公立高校の教師が校内のマラソン大会で、生徒に「日本は謝罪せよ」などと書いたポスターを掲げて参加させるなど「反日」を強要しているとして、反発した生徒2人が記者会見する事態が起きた。教師らが加入する韓国の全国教職員労働組合(全教組)は文在寅ムンジェイン政権の支持団体で、韓国紙は「偏向政治教育」(中央日報)などと批判的に伝えている。

 韓国メディアの報道によると、ソウル市南部の仁憲インホン高校では、今月17日に開催したマラソン大会の前に、教師が日本製品の不買運動などを掲げるポスター制作を生徒に指示した。大会当日には、「安倍自民党は滅亡する」などと叫ぶよう強要した。反発した生徒たちがフェイスブック上で「学生たちは政治のおもちゃではない」として実態を暴露し、23日には正門前で記者会見を開いた。

 仁憲高ではこのほか、教員が文政権を批判した生徒を職員室に呼び出したり、チョ(グク)前法相の疑惑を「事実」と主張した生徒を「犬、豚」と呼ぶなどしていたという。生徒2人は「500人の全校生徒のうち150人が反発している」と訴えた。

 韓国の高校生は激しい受験競争にさらされており、生徒たちの反発は驚きを持って受け止められている。生徒2人は会見で「生活記録簿(内申書)を悪く書かれないか心配して、『政治教師』を黙認していた」などと語った。

 これに対し、校長も23日に記者会見を開き、生徒たちの主張を否定した。全教組ソウル支部も24日、「一部の生徒が保守団体の政治的おもちゃになっている」と非難する声明を出すなど、文氏の国政運営を巡る国論の分断が、教育現場でも起きていることがあらわになった。

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