米イラン情勢、安保理は協議せず…米と中露が声明めぐり「場外乱闘」

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 【ニューヨーク=村山誠】国連安全保障理事会は6日、中東情勢などについての非公開会合を開いた。米軍によるイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官殺害などを受けて情勢が緊迫化する中、イランは安保理議長国に「米国の犯罪行為を非難するのは安保理の義務」との書簡を送っていたが、米国と中露の対立もあり、イランに関する協議は見送られた。

 非公開会合の直前、米国連代表部は声明を発表。米国がイランの関与を主張する昨年12月末の在イラク米大使館襲撃に対する非難声明について、「中露が取りまとめを許容せず、安保理の沈黙につながっている」と主張した。

 一方、ロシアのネベンジャ国連大使は会合後、記者団に、大使館襲撃を非難するのは当然だとした上で、「その後のイラン司令官殺害を無視し、考慮しない声明は不可能だ。修正を提案した」と説明した。ロシアは地域の緊張緩和やイラクの主権などにも触れた包括的な安保理声明が必要だとしているが、ネベンジャ氏は米国の反対を予想して「(声明発表の)見通しはゼロだ」と語った。

 中国の張軍国連大使も記者団に、「米国の一方的な軍事行動が緊張につながったことは明らかだ」などと米国批判を展開した。

 複数の安保理理事国によると、会合では米国や中露を含む全理事国がイランに関する協議を提案しなかったという。

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