プーチン氏、新内閣の閣僚任命…側近を第1副首相に・ラブロフ外相は留任
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【モスクワ=田村雄】ロシアのプーチン大統領は21日、大統領令に署名し、今月16日に就任したミシュスチン首相率いる新内閣の閣僚を任命した。ラブロフ外相やショイグ国防相といった主要閣僚は留任させ、側近のベロウソフ大統領補佐官(経済担当)を第1副首相に起用した。
露大統領府によると、プーチン氏はモスクワで新閣僚と会議を開き、「最も重要な任務は国民の福祉増進、国家体制の強化と世界での地位向上だ」と述べた。
プーチン氏は15日の年次教書演説で憲法の大幅改正を提案した後、前内閣をいったん総辞職させた。2024年の任期満了をにらんだ布石とみられている。
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