封鎖措置で混乱する武漢…脱出図り駅に殺到、食料買い占め

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 【上海=南部さやか】中国で多発する新型コロナウイルスによる肺炎を受け、事実上の封鎖措置が取られた湖北省武漢市では23日、住民が事前に市外へ脱出するために鉄道駅に詰めかけ、食料の買い占めが起きるなど、一部に混乱が起きた模様だ。中国全土でも、感染者の拡大を食い止めるため、空港での防疫対策がいっそう強化された。

 武漢市が、市内の封鎖措置を発表したのは23日未明だった。香港紙・蘋果日報(電子版)は、武漢駅で23日早朝、高速鉄道の切符を求めて住民が押しかけたと伝えた。武漢市在住の日系企業関係者は「知人の日本人が(市外への)高速鉄道を予約しようとして失敗した」と語った。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)武漢事務所によると、武漢市内のコンビニエンスストアでは23日早朝から、マスク姿の住民が長蛇の列を作った。物流が遮断される不安から食品の買い占めが始まっているようで、コンビニの食品はすでに売り切れていた。

 武漢市には約160の日本企業が進出しており、春節期間に日本へ帰省予定だった日本人も多くいた。ジェトロ武漢事務所の職員は「中国政府からの情報がまだ少なく、混乱している」と話していた。

春節を前に、国外旅行に出かける人たちで混雑する北京首都国際空港の出発ロビー。航空会社のスタッフもマスクを着用していた(23日午前、北京で)=片岡航希撮影
春節を前に、国外旅行に出かける人たちで混雑する北京首都国際空港の出発ロビー。航空会社のスタッフもマスクを着用していた(23日午前、北京で)=片岡航希撮影

 中国政府は22日、航空会社や全国の空港に防疫対策のいっそうの強化を求める通知を出した。北京首都国際空港は連休に合わせた出国の客で混雑し、武漢から到着した乗客について、体温検査などの措置を始めている。

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1015330 0 国際 2020/01/23 11:34:00 2020/01/23 12:48:36 2020/01/23 12:48:36 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200123-OYT1I50039-T.jpg?type=thumbnail

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