【独自】赤ちゃんの名は「ナカムラ」、アフガンの家族「中村医師の遺志継いで」

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ナカムラちゃんを抱く父親のサミウラさん(サミウラさん提供)。「中村医師のようにアフガニスタンの発展に尽くしてもらいたい」と話す
ナカムラちゃんを抱く父親のサミウラさん(サミウラさん提供)。「中村医師のようにアフガニスタンの発展に尽くしてもらいたい」と話す
中村哲さん
中村哲さん

 【テヘラン=水野翔太】アフガニスタンの首都カブールに、「ナカムラ」と名付けられた男児がいる。殺害された民間活動団体(NGO)「ペシャワール会」現地代表の医師・中村哲さん(当時73歳)の思いを継ごうと、家族が命名した。読売新聞の電話取材に、父親は「国の発展に尽くす人に育ってもらいたい」と語る。

 ナカムラちゃんは、カブールでホテルを経営するサミウラさん(39)の次男だ。中村さんがジャララバードで武装集団に殺害された2日後の昨年12月6日に生まれた。サミウラさんは、中村さんが診療所を開設したり、農業を支援したりしたアフガン東部の出身で、中村さんの死に心を痛めたという。

 生まれた直後に受けた予防接種の証明書には、「ナカムラ・ムスリムヤール」と記載されている。ムスリムヤールの名前もつけたのは、保守的なアフガン社会で、ナカムラちゃんがイスラム教徒であることを示すためだ。

 アフガンでは、中村さんが志半ばで達成できなかった用水路整備などの事業が残されている。サミウラさんは「大人になったら、私のナカムラにも事業に携わってほしい。そして、中村医師の遺志を継いでほしい」と幼子に期待をかけている。

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1017570 0 国際 2020/01/24 12:03:00 2020/01/24 12:11:45 2020/01/24 12:11:45 ナカムラちゃんを抱きかかえるサミウラさん(サミウラさん提供)。「中村医師のようにアフガニスタンの発展に尽くしてもらいたい」と話す https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/01/20200124-OYT1I50039-T.jpg?type=thumbnail

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