WHOトップ、北京入り…中国の感染者2800人超・死者82人

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 【北京=田川理恵】新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、世界保健機関(WHO)は、テドロス事務局長が中国政府と感染の拡大阻止について協議するため、27日に北京入りしたと明らかにした。中国側の対策を直接聞き取り、新型肺炎が「国際的な公衆衛生上の緊急事態」に当たるかの判断材料とする考えとみられる。

 WHOの西太平洋地域事務局の葛西健事務局長も27日、ツイッターで、自身がすでに北京入りし、「テドロス事務局長と合流し、中国の指導者や専門家たちと会うことを楽しみにしている」と書き込んだ。

 WHOは、新型肺炎を巡って「国際的な公衆衛生上の緊急事態」の宣言を行わなかった理由について、中国以外で人から人への感染が見つかっていないことなどを挙げた。

 しかし、中国や海外ではその後も感染が拡大し、状況は悪化している。中国共産党機関紙・人民日報(電子版)の27日午後11時(日本時間28日午前0時)時点の集計では、中国の感染者は2846人となった。27日に新たに北京市と海南省で患者2人の死亡が確認され、死者は計82人になった。

 感染が最も深刻な湖北省武漢市の観光当局は27日、春節(旧正月)に合わせて旅行のため中国本土を離れ、海外や香港などに滞在する市民が4096人いると明らかにした。海外でのさらなる感染拡大が懸念される。

 一方、中国の李克強首相は27日、武漢市を訪れ、患者が入院する病院などを視察し、国を挙げて対策に取り組む姿勢を示した。李氏は共産党の新型肺炎対策チームのトップを務める。新型肺炎の感染が拡大して以降、党最高指導部メンバーが武漢市に入るのは初めてだ。

 北京紙・新京報(電子版)によると、2月4日に北京で予定されていた2022年北京冬季五輪の開幕2年前記念行事は、肺炎流行を理由に中止が決まった。

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