中国政府にも責任…武漢市長、情報公開遅いと批判受け

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 【北京=竹内誠一郎】新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の中心となっている中国湖北省武漢市の周先旺ジョウシエンワン市長は27日、中国中央テレビのインタビューに対し、流行初期の市政府の情報公開に対する批判を受け、「遅れていた一面があった」と非を認める発言をした。しかし、「地方政府は権限を与えられて初めて発表できるということが理解されていなかった」とも主張した。

 周氏の発言は、情報公開の遅れには中央政府にも責任があるとの立場を示唆したと受け取られている。今回の習近平シージンピン政権の対応を巡っては、武漢市や湖北省といった地方政府だけではなく、衛生問題を管轄する国家衛生健康委員会に対しても初動体制について批判が上がっているとされる。

 武漢市の対応では、中国誌・中国新聞週刊(電子版)の取材に応じた市内の病院医師が、病院側が初期段階の感染状況についてかん口令を敷いていたと証言し、市政府が事実の公表を抑えていたとも示唆していた。

 2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の際も、当局が死者数を隠蔽いんぺいしていたとの内部告発がされて以降、実態が明らかにされた経緯がある。国内では政府の隠蔽体質への疑念は根強く、習政権は28日、共産党内に通知を出し、各政府などに情報隠しなどがあれば厳罰に処すと改めて警告した。

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