「領土割譲の禁止」改憲案、プーチン氏が賛意…北方領土交渉に影響か

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13日、モスクワで、憲法改正に関する作業部会に出席し、意見を述べるロシアのプーチン大統領(AP)
13日、モスクワで、憲法改正に関する作業部会に出席し、意見を述べるロシアのプーチン大統領(AP)

 【モスクワ=工藤武人】ロシアのプーチン大統領は13日、憲法改正に関する作業部会に出席し、改正法案に「領土割譲の禁止」を追加で明記すべきだとの意見に賛意を示した。割譲禁止が憲法に盛り込まれれば、日本との北方領土問題を含む平和条約交渉に影響するとみられる。

 露大統領府によると、作業部会では、俳優のウラジーミル・マシコフ氏がクリル諸島(北方領土を含む千島列島)にも触れながら「ロシアの領土を割譲することだけでなく、割譲に関する交渉の禁止も憲法に明記すべきだ」と主張した。プーチン氏は「いくつかの課題に関し、私たちのパートナーと交渉しているものの、考え自体は気に入った」と応じ、専門家に検討させる考えを示した。

 改正法案は、プーチン氏自らが1月に議会下院に提出した。作業部会もプーチン氏が1月に設置したもので、有識者ら75人で構成されている。

 憲法改正はプーチン氏が任期満了で大統領を退任する2024年5月を見据えたもので、プーチン政権は今年4月末までの作業完了を目指している。上下両院や、州・共和国などの議会ではプーチン政権与党が支配的な勢力になっており、手続きは円滑に進むとみられている。

     ◇ 

 菅官房長官は14日午前の記者会見で、プーチン氏が憲法改正に関する法案への「領土割譲の禁止」の明記を専門家に検討させる意向を示したことについて、「ロシアの内政、外交を含む関連動向については、常日頃から関心を持って注視しているが、コメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。

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1052609 0 国際 2020/02/14 10:31:00 2020/02/14 11:45:58 2020/02/14 11:45:58 Russian President Vladimir Putin speaks as he meets with members of a working group created to discuss constitutional amendments in Moscow, Russia, Thursday, Feb. 13, 2020. Putin said the changes in the constitution he proposed would only take effect if approved in a nationwide vote. (Alexei Druzhinin, Sputnik, Kremlin Pool Photo via AP) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200214-OYT1I50037-T.jpg?type=thumbnail

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