中国の対応は「歴史的に最も野心的だ」…WHO報告書

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 【香港=角谷志保美】世界保健機関(WHO)は28日、中国との合同専門家チームがまとめた新型コロナウイルスに関する報告書を公表した。中国全体の死亡率は3・8%だが、加齢とともに高くなり、80歳以上では21・9%に上った。

 合同チームによる調査は2月16~24日、感染の中心地である中国湖北省武漢市や南部の広東省などで行われた。

 合同チームが感染が確定した約5万6000人のデータを分析した結果、死亡率は武漢市は5・8%に上ったが、他の地域では0・7%だった。

 感染者の約8割は軽中程度の症状で、肺炎を発症しない場合もあった。重症化のリスクが高いのは60歳以上や、高血圧、糖尿病、がんなどの既往症がある人で、若年層は感染しても比較的軽症が多かったという。

 感染から発症までの日数は平均5~6日だった。

 また、報告書は、中国政府による都市封鎖などの対応について、「おそらく歴史的に最も野心的で迅速かつ積極的な封じ込め対策だ」などとおおむね評価した。

 課題としては、「早期の警戒と迅速な対応を展開する障害を取り除く」必要性を挙げた。武漢市で昨年末、肺炎の流行が始まった際、地元政府がすぐに情報を公開しなかったことなどが念頭にあるとみられる。また、国際社会との情報共有についても、改善の余地があると指摘した。

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