国連知財トップに日米欧支持のタン氏…中国候補を大差で破る

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 【ジュネーブ=杉野謙太郎】国連の世界知的所有権機関(WIPO)の次期事務局長を選ぶ選挙が4日、スイス・ジュネーブの本部で行われ、シンガポールのダレン・タン知的財産権庁長官が、中国の王彬穎ワンビンイン・WIPO事務次長を大差で破り当選した。

 事務局長選は、加盟193か国のうち、83か国による調整委員会で行われた。選挙は、計6人の候補者の中から得票の最も少ない候補者を除外して投票を繰り返す方式で行われた。辞退もあって2回目で候補者は2人に絞り込まれ、タン氏が55票、王氏が28票を得た。

 当選後、タン氏は「協調の精神をWIPOに持ち込みたい」と抱負を述べた。新事務局長の任期は今年10月から6年となる。

 2009年から事務次長を務める王氏は、アフリカ諸国などから支持を集め有力候補と見られていた。しかし、「知的財産を盗用している」などと中国を批判する米国が、知的財産の保護を促進するWIPOのトップに中国出身者が就任するのを警戒したほか、15ある国連の専門機関のうち4機関でトップを占める中国が影響力を一層拡大するのを懸念して、日米欧などがタン氏を推していた。

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