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英首相「お願いだから外出しないで」…パスタなど買い占め騒動も

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20日、英政府の要請でパブやレストランが店を閉じ、閑散としたロンドンの繁華街(ロイター)
20日、英政府の要請でパブやレストランが店を閉じ、閑散としたロンドンの繁華街(ロイター)

 【ロンドン=広瀬誠】新型コロナウイルスの感染が拡大する欧州で、外出禁止や自粛の要請が相次いでいる。感染者の増加に歯止めがかからず、解除の見通しが立たない。物不足への不安から買い占め騒動が起こるなど、住民のいらだちは高まっている。

 英国のジョンソン首相は20日の記者会見でパブやカフェなどの飲食店、映画館やスポーツジムなどの施設に速やかな閉鎖を求めた。スーパーや薬局などは対象に含まれず、要請は毎月見直す。20日時点の英国の感染者は3983人で1週間で約5倍に達し、死者は177人となった。英国は欧州で比較的緩やかな対応を取っていたが、見直しを迫られた格好だ。

 外出に伴う罰則はないが、ジョンソン氏は「お願いだから外出をしないでほしい。『自分は大丈夫』と思うかもしれないが軽い症状で済む保証などないし、他人にうつすこともありえる」と訴えた。英政府は企業の解雇を防ぐため、休まざるを得なくなった労働者の給与の8割を、月2500ポンド(約32万円)を上限に支援する制度も発表した。

 イタリアでは10日から、フランスは17日から全土で外出制限を実施し、正当な理由なく出歩けば罰金の対象となる。両国とも感染者の増加が著しく、解除されるめどは立っていない。ドイツ政府は国民に外出の自粛を求めているが、外出制限に踏み切ることも検討している。

 自宅で過ごさざるを得なくなった人々が、トイレットペーパーやパスタなどを買い占める騒動も起きている。ロンドン南部に住む清掃員の女性(47)は、20日に約2時間かけてスーパーを5軒回ったがパスタ用ソースなど必要な食材を買えなかった。「どの店の商品棚も空っぽになり、さらに人混み状態なので感染の危険性も感じた。皆が自己中心的な考えになってしまっている」と嘆いた。

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1121137 0 国際 2020/03/22 05:00:00 2020/03/22 09:32:47 2020/03/22 09:32:47 People walk past a closed pub in Covent Garden on the day Prime Minister Boris Johnson ordered all pubs and restaurants to close in response to the growing number of coronavirus disease (COVID-19), cases in London, Britain, March 20, 2020. REUTERS/Henry Nicholls https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200322-OYT1I50015-T.jpg?type=thumbnail

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