イタリア死者、世界初の1万人突破…連日500人超す
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【ローマ=笹子美奈子、パリ=山田真也】イタリア政府は28日、新型コロナウイルスの感染による死者数が1万23人になったと発表した。1万人を超えたのは世界で初めて。死者はフランスで2000人を超え、英国は1000人を突破するなど、欧州での感染拡大は深刻さを増している。
読売新聞の集計では、世界の死者は3万人を超えた。
イタリアの死者は3月20日以降、連日500人を超えており、27日には1日で969人増とこれまでで最多となった。感染は北部に集中していたが南部でも広がっている。外出制限の期限は4月3日だが、延長される見通しだ。
一方、スペイン政府の29日の発表によると、死者は前日より838人増え、計6528人となった。ここ数日は連日、数百人が死亡している。特にマドリード自治州が深刻で、全体の半数近い3082人が死亡した。
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