モスクワ、市民の外出を原則禁止…違反者に罰則も
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【モスクワ=工藤武人】モスクワのソビャーニン市長は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため30日から市民の外出を原則禁止すると発表した。自宅の最寄りの商店や薬局への食料品の買い出しや緊急の医療支援を受ける場合などを除き、自宅待機を求めている。
モスクワでは65歳以上の高齢者を対象に外出を制限していたが、感染者数の急増を受け、対象を拡大した。タス通信によると、モスクワ市は近く違反者への罰則を決定する。
ロシアの29日時点の感染者数は1534人、死者は8人となっている。プーチン政権は28日から4月5日までを全土で「非労働日」として外出を控えるよう要請している。国境についても、3月30日から全面的に閉鎖する。
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