米の外出制限令、首都ワシントンにも…50州中32州で措置
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【ワシントン=船越翔】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国の首都ワシントンは30日、住民を対象に不要不急の外出の禁止を命じた。隣接するメリーランド、バージニア両州も外出禁止令を出し、31日時点で全米50州のうち32州と首都ワシントンが外出制限を決めたことになる。
首都ワシントンのバウザー市長は声明で「屋内にいることが身を守る最善の方法だ」と述べ、食料品の買い出しなどを除き、自宅から出ないよう指示した。違反者に最大5000ドル(約54万円)の罰金刑などが科される可能性もあるという。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、外出制限によって影響を受ける一般市民は、全米で約2億5300万人に達するという。
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