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台湾が「防疫外交」展開、各国にマスク1000万枚供与

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 【台北=杉山祐之】台湾の蔡英文ツァイインウェン総統は1日、記者会見し、新型コロナウイルス対策で、各国の医療従事者に対する1000万枚のマスク供与をはじめとする国際支援を行うと発表した。

 蔡氏や同席した呉●燮(ウージャオシエ)外交部長(外相)らによると、マスクの支援先は、医療崩壊の危機が迫る米国、イタリアやスペインなど欧州連合(EU)諸国、外交関係を有する国々だ。(●は金ヘンに「りっとう」)

 人口約2300万人の台湾のマスク生産能力は、1月時点で日産188万枚しかなく、輸出を禁止していた。生産ライン増設を促した結果、現在は日産1300万枚を超え、近く1500万枚に達する。台湾住民の需要を一定程度満たした上で支援に踏み切った。

 マスクのほか、各国の臨床研究で治療に効果があったとされる薬を増産し、必要とする国に提供する。更に、ビッグデータを使った感染状況調査などでの技術協力も行う。

 外交部はこうした支援を「第1弾」としており、今後も続く見通しだ。台湾は今回の支援に先立ち、米国の対台湾窓口機関・米国在台湾協会と防疫協力に関する共同声明を発表し、オーストラリアとは防疫物資の相互供与で合意した。

 活発な「防疫外交」は、日米や欧州など価値観を共有する国に対し、国際社会に「不可欠な一員」(蔡氏)として台湾の存在をアピールする戦略的意図がある。中国の影響力が強いとされる世界保健機関(WHO)が台湾を排除しているのは不当だと印象づける狙いもありそうだ。

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