中国の新たな死者、初のゼロ…米は累計1万人突破
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【ニューヨーク=村山誠】新型コロナウイルス感染による米国の死者数が6日(日本時間7日)、米ジョンズ・ホプキンス大の集計で1万人を突破した。7日午前(同8日未明)時点の死者数は1万1008人で、感染者は世界最多の36万8449人に上っている。死者数が1万人を超えたのは、イタリア、スペインに続き3か国目だ。
感染が最も深刻なニューヨーク州では、4日に630人だった1日の死者数が5、6日とも600人を下回り、若干の減少傾向がみられた。クオモ州知事は「他者と一定距離を保つ社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)が機能した」と語り、行動制限の成果を強調した。
一方、中国政府の国家衛生健康委員会の7日の発表によると、中国本土で6日に確認された死者はゼロだった。1月下旬に24時間ごとの統計発表を始めてから、新規の死者が出なかったのは初めてだ。