英の外出禁止、最低3週間延長…「再び感染ピークを迎えかねない」
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【ロンドン=広瀬誠】英政府は16日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっていないとして、全土で3月下旬から実施している外出禁止について、少なくとも5月上旬まで3週間延長すると発表した。
首相代行を務めるラーブ外相は記者会見で、「規制を変更すればウイルスが拡散する恐れがあり、2回目の感染ピークを迎えて死者を増やしかねない。長期的に経済への大きなダメージになり得る」と述べ、延長に理解を求めた。将来的な外出禁止の緩和については、日々の死亡者の減少や感染のピークを過ぎたとの確信、検査態勢の拡充などが条件になると説明した。
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