「感染者は減少傾向」イスラエル、規制緩和に踏み切る
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【エルサレム=金子靖志】イスラエル政府は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために実施中の経済活動や外出の規制措置を緩和した。人口約900万人のイスラエルの感染者は1万3000人を超えているが、新たな感染者は減少傾向にあるとして、踏み切った。
規制の緩和により、出勤可能な従業員の割合が15%から30%に引き上げられ、小規模な商店も営業を再開できるようになった。ただ、ショッピングモールや市場の閉鎖措置は解かず、小中高校や大学の休校も続ける。
イスラエルでは外出時のマスク着用が義務付けられており、違反した場合は200シェケル(約6000円)の罰金が科せられる。
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