NY州コロナ「抗体検査」、3000人を対象に…制限緩和の判断材料に

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 【ニューヨーク=橋本潤也】新型コロナウイルス感染者が全米で最大のニューヨーク州は20日、住民の血液にウイルスの抗体があるかどうかを調べる抗体検査を始めたと発表した。食料品店などに設置した検査所で、無作為に選ばれた住民3000人を対象に指から血液を採取して検査する。

 抗体検査は、検査時に症状がなくても、過去に感染したことがあるかどうかを知ることができる。結果は1週間程度で分かるという。抗体検査は、欧州の一部の国や米西部カリフォルニア州などでも行われている。

 ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は「検査で人口の何%の人が感染しているかが分かり、初めて現状を知ることができる」とし、今後の外出制限の緩和や経済活動の再開時期に関する判断材料にしたい考えを示している。

 ただ、世界保健機関(WHO)の担当者は、抗体がある人が再び感染する可能性もあるなど、不明な点も多いと注意喚起している。

 ニューヨーク州の発表によると、州内の感染者数は20日現在、25万人近くに達し、死者数は1万4347人に上る。19日の1日の死者数は、前日比29人減の478人で、500人を下回ったのは今月2日以来初めてとなった。

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