米、各国に野生動物市場の閉鎖求める…武漢・海鮮市場念頭に「感染拡大助長の可能性」

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 【ワシントン=横堀裕也】米国のポンペオ国務長官は22日の声明で、野生動物の取引市場について、「新型コロナウイルスの感染拡大を助長した可能性がある」と指摘し、各国に恒久的に閉鎖するよう求めた。中国・武漢の海鮮市場が念頭にあるとみられ、中国の反発を招く可能性もある。

 ポンペオ氏は声明で、取引市場について「野生動物の密売が横行しており、病気の発生と感染拡大のリスクも生んでいる」と警告した。さらに、中国を名指しし、「各国が恒久的に閉鎖すれば、健康リスクの軽減につながる」と強調した。

 中国当局は武漢を中心に感染が広がり始めた当時、野生動物を扱う武漢の海鮮市場で働く人に感染者が多いと発表した。だが、米政府は中国側の情報開示が「透明性を欠いている」と批判を強めており、米政府内ではウイルスの発生源について、武漢にあるウイルス研究所の所員から外部に拡散したとする見方も出ている。

 ポンペオ氏は22日の記者会見で、「中国はウイルスの危険性を隠蔽いんぺいした。中国で発生したウイルスのサンプルも、いまだに各国と共有していない」と述べ、中国を厳しく批判した。

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