中国外務省、ウイルス起源研究は「科学者と医学専門家に委ねるべき」

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 【北京=田川理恵】中国外務省の耿爽グォンシュアン副報道局長は、24日の定例記者会見で「ウイルスの起源と感染経路は複雑な科学の問題であり、科学者と医学専門家の研究に委ねるべきだ」と述べた。発生源に関しては、中国外務省の趙立堅ジャオリージエン副報道局長が3月、「米軍が(ウイルスを)武漢に持ち込んだ可能性がある」とする根拠不明の主張をしたことがある。現在は、耿氏の発言のように踏み込んでいない。

 ただ、米国が指摘する中国科学院武漢ウイルス研究所から広まった可能性は一貫して否定する。中国の国営メディアは18日、この研究所の研究員が、「我々には厳格な管理制度がある。(発生源では)絶対にあり得ない」と証言する様子を伝えた。

 一方、香港メディア「香港01」によると、華南理工大(広東省)の肖波濤シャオボータオ教授が2月に発表した論文で、武漢ウイルス研究所か武漢市疾病予防コントロールセンターからウイルスが拡散した可能性を指摘していたという。論文はその後、掲載サイトから削除されたとみられる。

 オーストラリアが提案した「独立した調査」に対しては、「国際的な防疫協力を妨害する」(23日、耿氏)と否定的な見解を示し、透明性を求める声にも応じる姿勢を見せていない。

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