英がコロナ「警戒システム」導入…感染状況5段階に、現状は「レベル3に移行中」

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 【ロンドン=広瀬誠】英政府は11日、新型コロナウイルスへの対策として新たに導入する「警戒システム」の詳細を発表した。国内の感染状況を5段階に分け、レベルに応じて対策の強弱を判断する。現状は、大規模な流行にあたるレベル4だが、流行を示すレベル3に移行しつつあるとし、外出禁止などの規制を徐々に緩和する方針だ。

 警戒レベルは、1人の感染者が平均何人にうつすかを表す「実効再生産数」と感染者数を基に、新たに設置する独立分析機関が判定する。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)によると政府のテロ対策幹部も分析機関に加わる見通しだ。

 現状のレベル4では、適切な社会的距離の保持や、食料の購入など必要最小限の場合を除く外出禁止などの規制を実施している。レベル3、レベル2と警戒度合いが下がるにつれて、こうした規制を緩める。

 レベル2(低いレベルの流行)では、適切な社会的距離の規制はなしか最小限とする。幅広く社会活動の再開を認めながら、ウイルス感染の有無を調べる検査や感染ルート追跡の能力を高めるなど、感染の封じ込めに取り組む。一方、最悪のレベル5(医療崩壊の危機)では、現状より厳しい措置をとる。

 英政府は13日から製造業など自宅でできない仕事への出勤を認めるほか、早ければ6~7月に学校や店舗を再開するなど、徐々に規制を緩和する方針だ。

 ただ、ジョンソン首相は11日の記者会見で、「警戒レベルが上がる危険があれば、描いた道筋どおりに進められなくなる」と説明した。

 英政府は感染拡大への準備を怠ったとして批判を受けている。ジョンソン氏は「2回目の感染のピークをつくらない」ことを強く意識しており、規制緩和を慎重に判断する考えだ。英国では、11日時点で新型ウイルスによる死者数が欧州で最多の約3万2000人となった。

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1215381 0 国際 2020/05/12 11:34:00 2020/05/12 12:25:00 2020/05/12 12:25:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/05/20200512-OYT1I50034-T.jpg?type=thumbnail

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