ポンペオ米国務長官は「コロナ発生源うそ捏造」「人類共通の敵」…中国、官製メディア動員し批判

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 【北京=比嘉清太、エルサレム=金子靖志】中国の習近平シージンピン政権が、新型コロナウイルスの感染拡大の責任は中国にあると主張するポンペオ米国務長官に対し、官製メディアを動員した批判を展開している。「人類共通の敵」などと異例の強い表現を使っており、国際的な対中包囲網の形成を警戒しているようだ。

 国営新華社通信は今月10日、「ポンペオ氏に代表される米国の政治屋」がウイルスの発生源について「うそを捏造ねつぞうした」と中国版ツイッター・微博ウェイボーで主張した。ウイルスが湖北省武漢市の研究施設から拡散した疑惑の証拠があるとポンペオ氏が語ったことに、強く反発したものだ。

 国営の中国中央テレビも「人類共通の敵」や「邪悪な政治屋」、「冷血」などと人格面に踏み込んで非難しており、党の宣伝部門の指示があったとみられる。

 ただ、官製メディアはトランプ大統領への名指しの批判は控えており、米中の決定的な対立は避けたい思惑もあるようだ。

 一方、ポンペオ氏は13日、訪問先のイスラエルでベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談し、中国との経済的な交流は危険だと警告した。

 米政府の発表などによると、ポンペオ氏は会談で、イスラエルに研究開発拠点を置く中国通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)が扱う個人情報が、中国政府に渡る危険性があるなどと指摘した。会談に先立つ記者会見でも、感染拡大について、中国を念頭に「曖昧にしたり、隠そうとしたりする国がある」と批判した。

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