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「心拍異常のリスク」コロナ治療薬巡り大統領と対立…ブラジル保健相、就任1か月で辞任

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 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】ブラジルのネルソン・タイシ保健相が15日、就任からわずか1か月で辞任を表明した。新型コロナウイルス感染者の治療薬を巡り、ジャイル・ボルソナロ大統領と対立していた。

 タイシ氏は記者会見で辞任理由については語らなかった。しかし、地元紙グロボによると、抗マラリア薬「クロロキン」の使用を主張するボルソナロ氏に対し、医師でもあるタイシ氏が慎重姿勢を示し、方針の違いが鮮明になっていた。クロロキン投与については、米食品医薬品局(FDA)が「心拍の異常を引き起こすリスクがある」としている。

 経済活動の早期再開を主張するボルソナロ氏は、隔離措置による感染防止の重要性を訴えた前保健相を更迭し、タイシ氏が4月17日に就任した。

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