有効性不明で副作用の恐れ、疑問の声多く…トランプ氏が抗マラリア薬の服用終了へ
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【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は20日、新型コロナウイルスへの感染を予防するために飲んでいた抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」の服用を数日中に終了すると明らかにした。投薬計画に沿った判断だと説明しているが、多くの批判に収束が必要との判断が働いた可能性もある。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「投薬計画は1日か2日で終わる。2日だと思う」と語った。トランプ氏は18日、1週間半ほど前からヒドロキシクロロキンを服用していると公表していた。ホワイトハウスの医師と相談した上とはいえ、有効性が不明で副作用の恐れも指摘される薬を用いることを疑問視する声は多く、混乱を招いていた。
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