露政府発表の感染・死者数、地方政府とズレ…「自宅死亡だと記録に残らない」

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 【モスクワ=工藤武人】ロシア南部ダゲスタン共和国で新型コロナウイルスの感染者数や死者数を巡り、露政府の公式発表と地元政府の認識に大きな開きが出ている。露政府の24日の発表では感染者4095人、死者84人だが、共和国政府の保健相は16日の地元記者のインタビューで、感染者数は公式発表よりはるかに多い約1万3000人に上り、657人が肺炎で死亡したと述べていた。

 ダゲスタン共和国はカスピ海に面し、人口は約300万人。ウイルス検査態勢の不備で実態把握が難航し、感染が拡大した可能性がある。

 保健相のインタビューによると、死者657人には医療関係者40人が含まれているという。地元の宗教指導者は18日、プーチン大統領とのテレビ会議で「既に700人以上が死んだ。自宅で死亡した場合、記録に残らない」などと訴えた。人口約3万3000人の地区で約7000人が感染するなど、状況が深刻化しているとの報道もある。

 ロシアでは、感染者数が多いモスクワなど大都市を中心に検査・診療態勢の整備が図られている。全国での検査実績約840万件のうち、ダゲスタンは約4万件にとどまる。地元の直訴を受け、プーチン政権は検査拡充や医師の派遣などの緊急支援に乗り出した。

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