中国海軍、占拠する南シナ海の島で野菜栽培に成功…中国メディア報道

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 【北京=中川孝之】中国海軍が、軍事拠点化を進める南シナ海のパラセル(西沙)諸島で、5月に新技術による野菜栽培に初めて成功したと中国中央テレビなどが報じた。一方的に支配の既成事実化を図り、領有権を主張するベトナムなどをけん制する動きだ。

 野菜栽培は、重慶交通大学の専門家らが昨年9月に研究を始めた。諸島最大のウッディ島の砂浜に植物繊維から作った粉末を混ぜ込み、土壌の保水力を高めて実現させた。中国北部・内モンゴル自治区の砂漠で用いている技術を応用したという。中国中央テレビは5月30日、青い迷彩服姿の兵士たちが、白菜や大根など7種類、計約750キロ・グラムの野菜を収穫する様子を放映した。

 南シナ海で中国が占拠する島々には、中国本土から船で野菜が運ばれているが、台風などでたびたび供給が滞り、兵士らは野菜不足に悩まされてきたという。中国海軍は今後、スプラトリー(南沙)諸島の人工島などでも今回の技術を使って栽培を試み、兵士らの生活環境向上を図るとみられる。

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