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デモ暴徒化でトランプ氏、軍展開方針も…92年ロサンゼルス暴動以来

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1日、抗議デモが続く米ワシントンで、写真撮影のために訪れた教会で聖書を掲げるトランプ大統領(ロイター)
1日、抗議デモが続く米ワシントンで、写真撮影のために訪れた教会で聖書を掲げるトランプ大統領(ロイター)

 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は1日、米中西部ミネソタ州で黒人男性が白人警察官に首を押さえつけられて死亡した事件への抗議デモや暴動が全米に拡大している事態を受け、ホワイトハウスで演説した。治安が悪化する各州の知事に州兵の展開を増強するよう要請したことを明らかにし、州や市が必要な措置を拒めば、米軍を派遣する方針を表明した。

 トランプ氏は「私は『法と秩序』の大統領で、平和的に抗議活動をする全ての人々の味方だ」と宣言した。その上で、略奪や放火などが頻発する事態に関し「この数日、国がプロの無政府主義者や暴徒、犯罪者らに支配されている」と危機感をあらわにし、一連の暴動は「国内テロだ」と断じた。

 トランプ氏はまた、演説に先立つ各州知事との協議で十分な規模の州兵を出動させるよう迫った、と説明した。知事らが対応しなければ「軍を派遣し、問題を迅速に解決する」と強調し、秩序回復を急ぐ姿勢を鮮明にした。

 軍の派遣は、反乱法に基づき実施される見通しだ。反乱法が発動されれば、黒人青年を集団暴行した白人警察官への無罪評決に端を発した1992年のロサンゼルス暴動以来となる。

 ケイリー・マクナニー大統領報道官は1日午後の記者会見で、24州で計1万7000人の州兵が展開し、展開可能な州兵は35万人いると発表した。軍の予備役としての役割も持つ州兵は、平時は、州知事の指揮下で治安維持や災害対応などを担っている。

 トランプ氏は演説後、ホワイトハウスにほど近く、5月31日の騒乱時に一部が焼かれたセント・ジョンズ教会を歩いて訪ね、聖書を掲げ、「世界で最も偉大な国の安全を保つ」と記者団に訴えた。

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1255019 0 国際 2020/06/02 08:16:00 2020/06/02 12:55:09 2020/06/02 12:55:09 U.S. President Donald Trump holds up a Bible as he stands in front of St. John's Episcopal Church across from the White House after walking there for a photo opportunity during ongoing protests over racial inequality in the wake of the death of George Floyd while in Minneapolis police custody, at the White House in Washington, U.S., June 1, 2020. REUTERS/Tom Brenner https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/06/20200602-OYT1I50027-T.jpg?type=thumbnail

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