最貧国の子供3億人に予防接種を…「ワクチン・サミット」で資金調達目指す
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【ロンドン=広瀬誠】最貧国へのワクチン援助を目指す「グローバル・ワクチン・サミット」が4日午後(日本時間4日深夜)、英政府の主催によりオンラインで始まった。日本を含めて50か国以上の代表者が出席する見込みで、新型コロナウイルスの感染が世界で拡大する中、会議を通じてワクチンを巡る国際協調の流れを作りたい考えだ。
サミットでは、2025年までに最貧国の子供3億人にポリオやはしかなどの予防接種を与えるため、74億ドル(約8000億円)以上の資金調達を目指す。資金は予防接種の普及に取り組む「ワクチンと予防接種のための世界同盟(Gavi)」(本部・ジュネーブ)を通じて使われる。
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