米アトランタの黒人射殺、地元警察トップ辞任…デモ隊が現場のハンバーガー店放火

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米アトランタで、警察官に撃たれ黒人男性が死亡した事件を受け、デモに参加する人々(13日、AP)
米アトランタで、警察官に撃たれ黒人男性が死亡した事件を受け、デモに参加する人々(13日、AP)

 【ニューヨーク=村山誠】米南部ジョージア州アトランタで12日、警察官が拘束に抵抗して逃げた黒人男性に実弾3発を発砲した。うち2発が男性の背中に命中し、男性は搬送先の病院で死亡が確認された。現地では13日、警察官の対応は行き過ぎだとして激しい抗議デモが起き、地元警察のトップが辞任。中西部ミネソタ州での黒人男性死亡事件をきっかけに警察への不信や批判が高まる中での発砲に、警察当局に再び厳しい目が向けられている。

 米メディアによると、アトランタ市内のハンバーガー店で12日夜、ドライブスルー用の通路に止められたままの車があるとの通報を受け、警察官2人が現場に駆けつけた。車の中で寝ていた27歳の黒人男性の呼気を調べたところ、基準を超えるアルコールが検出されたため、飲酒運転の疑いで拘束しようとした。

 しかし、突然抵抗し始めた男性ともみ合いとなり、警察官の1人がスタンガンの一種「テーザー銃」を奪われた。もう1人は男性に殴られながら自分のテーザー銃を発射し、逃走する男性の追跡を開始。直後に男性が奪取したテーザー銃を追跡してきた警察官に向けて発射したことから、この警察官は拳銃を使ったという。

 事件翌日の13日、現地では事件への抗議デモが行われた。高速道路がデモ隊によって封鎖され、現場のハンバーガー店が放火された。

 アトランタのケイシャ・ボトムス市長は13日、警察官の拳銃使用が「正当化される状況だったとは思わない」と述べ、アトランタ市警のトップが辞任したことを明らかにした。発砲した警察官は免職となり、司法当局が捜査を進めている。

 男性の遺族の弁護士は「テーザー銃には殺傷能力がなく、警察官が拳銃を使う必要はなかった」として、警察官の行為が過剰だったと主張している。

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1277901 0 国際 2020/06/15 12:33:00 2020/06/15 13:40:39 2020/06/15 13:40:39 Some demonstrators link arms after getting onto I75 and shutting down the interstate in Atlanta, Saturday, June 13, 2020, in response to the death of Rayshard Brooks, a black man who was shot and killed by Atlanta police Friday evening following a struggle in a Wendy's drive-thru line. (Ben Gray/Atlanta Journal-Constitution via AP) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/06/20200615-OYT1I50002-T.jpg?type=thumbnail

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