北、非武装化地帯に軍進出も…南北国防相合意を破棄か

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 【ソウル=岡部雄二郎】北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は16日、韓国の脱北者団体が金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長を批判するビラを大型風船でまいたことへの対抗措置として、「軍事的行動計画を作成し、党の承認を受けることになる」と発表した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信が16日朝、報じた。

 行動計画の具体案として、「北南(南北)合意によって非武装化された地帯に軍が再び進出し、前線を要塞化する」ことなどを検討中だとしている。韓国の専門家の間では、2018年9月の南北国防相合意の破棄を指すとの見方がある。

 国防相合意では、朝鮮戦争の休戦協定に基づく非武装地帯よりも広い範囲で、砲撃訓練などの敵対行為を控えるとしている。破棄されれば、非武装地帯周辺での北朝鮮の軍事挑発が活発化する恐れがある。

 南北経済協力のために整備された北朝鮮南西部の開城ケソン工業団地や、南東部・金剛山クムガンサンの観光関連施設に軍を駐屯させるとの分析もある。

 正恩氏の妹の与正ヨジョン氏は今月4日と13日の談話で、開城工業団地の撤去や国防相合意破棄の可能性に触れ、具体策を軍に委ねると表明していた。今回の軍の発表はこれを受けた措置とみられる。

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1281098 0 国際 2020/06/16 15:35:00 2020/06/16 15:35:00 2020/06/16 15:35:00

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