政権批判への「いいね」、中国が禁止を通達…エリート党員に絶対服従求める?

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 【北京=比嘉清太】中国の習近平シージンピン政権が、共産党中枢や国家機関で働く党員に対し、インターネット上で政権に批判的な文章に「いいね」で賛意を示すことなどを禁じる通達を出した。米国との対立が深まる中、エリート党員に絶対服従を要求し、引き締めを図る狙いとみられる。

 通達は5月に出され、中国外務省傘下の教育機関・外交学院系のサイトが今月10日、内容を掲載した。勤務時間外の禁止事項として約20項目を並べ、党中央の方針に批判的な文章や動画を発表することに加え、転送したり、賛意を示したりすることも禁じた。

 党は従来、政治的に敏感な内容を描いた発禁本を中国本土外から持ち込めば幹部でも責任を問う方針を示しているが、今回の通達では反動的とされる書籍の所持も禁じられた。こうした内容の海外テレビ番組の視聴やサイトの閲覧でも「許さない」としており、一部の党員からは「やり過ぎだ」との声も出ている。

無断転載禁止
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