南ア、世界最悪水準の治安悪化に歯止めかからず…殺人が過去10年で最多

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 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】南アフリカの警察当局が7月末に発表した2019年度の犯罪統計で、殺人が過去10年で最多となり、世界最悪水準とされる治安の悪化に歯止めがかからない現状が改めて浮き彫りになった。

 発表によると、19年4月~20年3月の殺人は18年度比1・4%増の2万1325件(1日平均58件)だった。原因は、口論や身内のいざこざが最多の4929件で、集団による私刑(1202件)、強盗時の殺害(1061件)が続く。性的暴行は同1・7%増の4万2289件(1日平均115件)。

 凶悪犯罪の多くは旧黒人居住区に集中しており、アパルトヘイト(人種隔離政策)時代から続く社会矛盾が根底にある。凶悪犯罪は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出禁止令の影響で4月以降、一時的に減少したが、犯罪増加の要因である違法銃器の回収が依然として進まず、警察の質の低下も指摘されており、治安改善の見通しは立っていない。

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