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露、8月中旬にも国産コロナワクチン承認…安全面の懸念も

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 【モスクワ=工藤武人】ロシア政府が8月中旬に国産の新型コロナウイルスのワクチンを薬事承認し、医療関係者らを対象とする接種を10月にも始める見通しとなった。ミハイル・ムラシコ露保健相が明らかにした。実現すれば、政府が新型コロナワクチンを薬事承認するのは世界で初めてとなる。

 保健相によると、薬事承認後、10月から無料接種を始める。保健相は「臨床試験が完了した」としているが、臨床試験で最終となる第3段階の治験者の経過観察も並行して進める。タス通信によると、露保健省は7月下旬の時点では、このワクチン候補について第2段階が終了間際だと説明していた。

 このワクチン候補は、モスクワにあるガマレヤ国立疫学・微生物学研究所が国防省の協力で開発し臨床試験には軍人らが参加した。治験の詳細に関する情報は開示されていない。

 ロシアは感染者数が約85万人と世界で4番目に多い。政府系のロシア直接投資基金の総裁は7月末、ソ連が1957年に米国に先駆けて人類初の人工衛星打ち上げに成功したことに触れ、「ワクチンでもロシアが一番乗りする」と述べた。国家主導のスピード開発に、安全面の懸念も出ている。

 ロシアによる情報窃取を疑う見方もある。7月中旬には、ロシアのハッカー集団が米英カナダのコロナワクチン開発機関を標的にサイバー攻撃を仕掛けたとの疑いも指摘されている。

 世界保健機関(WHO)によると、7月31日現在、臨床試験実施中の26のワクチン候補のうち第3段階に入ったのは米欧や中国で開発中の計6候補にとどまる。

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1385111 0 国際 2020/08/03 19:25:00 2020/08/04 00:37:31 2020/08/04 00:37:31

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