イスラエル軍、北朝鮮傘下ハッカー集団のサイバー攻撃を阻止…防衛産業が標的
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【エルサレム=工藤彩香】イスラエル軍は12日、ハッカー集団「ラザルス」からのサイバー攻撃を阻止したと発表した。防衛産業が狙われ、軍が詳細を調査している。
ラザルスは北朝鮮傘下の組織だとされている。発表によると、ラザルスはビジネス向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「リンクトイン」で、国際的な企業の最高経営責任者(CEO)や人事部門の幹部を装い、イスラエルの大手防衛産業の従業員に転職を誘うメッセージを個別に送った。その際、企業のネットワークに侵入して機密情報を収集しようとしたという。情報漏えいなどの被害は確認されていない。
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