コソボ、イスラエルと国交樹立へ…セルビアは大使館をエルサレムに移転

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 【ワシントン=横堀裕也、ローマ=笹子美奈子】セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領とコソボのアブドラ・ホティ首相は4日、米ホワイトハウスで会談し、経済関係の正常化で合意した。両国を仲介した米国は、コソボとイスラエルの国交樹立合意も発表した。トランプ大統領は11月の大統領選に向け、「親イスラエル」の外交成果を訴える構えだ。

 セルビアとコソボの合意には、両国の首都を結ぶ交通網の整備などが盛り込まれた。コソボは2008年にセルビアからの独立を宣言したが、セルビアやロシアなどの反対で国連加盟を果たせていない。今回の合意は外交関係正常化の呼び水になる可能性もある。

 トランプ氏は両国の合意文書署名に立ち会い、「歴史的な日だ」と述べた。コソボとイスラエルの国交樹立合意と、セルビアによる在イスラエル大使館のエルサレム移転方針も発表した。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相によると、コソボの大使館もエルサレムに置かれる見通しだ。米国などを除く世界各国の大多数は、占領地を含むエルサレム全域を首都とするイスラエルの政策を拒み、テルアビブに大使館を置く。

 今回の一連の仲介はトランプ氏にとって、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の国交正常化合意に続き、米国内でユダヤ系やキリスト教福音派の支持を広げる狙いがあるとみられる。

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