トランプ氏、白人至上主義の極右団体に「待機せよ」…お墨付き?米メディアなどが批判

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 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】トランプ米大統領が白人至上主義の極右団体「プラウド・ボーイズ(誇り高き男たち)」を擁護しているとして、米メディアなどから批判が強まっている。トランプ氏は9月29日の大統領選テレビ討論会で、暴力性が指摘されるこの団体に向けて「下がって待機せよ」と述べたことが、状況次第では暴力行為も認めるお墨付きを与えたと解釈できるとして問題視された。

米オレゴン州ポートランドで、左派を批判する集会を開く極右団体「プラウド・ボーイズ」のメンバーら(9月26日、久保庭総一郎撮影)
米オレゴン州ポートランドで、左派を批判する集会を開く極右団体「プラウド・ボーイズ」のメンバーら(9月26日、久保庭総一郎撮影)

 トランプ氏は討論会で、深刻化する抗議デモの暴力行為については、「ほとんどは右翼ではなく、左翼によるものだ」と断じ、治安悪化への批判の矛先を極左団体に向けていた。プラウド・ボーイズの複数のメンバーはインターネット上で、トランプ氏の発言を歓迎した。

 プラウド・ボーイズは、4年前の大統領選でトランプ氏支持派が創設し、50州のうち30州近くに支部組織を持つ全米最大規模の極右団体とされる。白人至上主義を掲げる武闘派として知られ、一部メンバーは反イスラム、反移民の立場を取る。左派の過激化に応じて、活動を活発化させてきた。

 トランプ氏としては、強固な支持層として極右勢力を重視する一方、過激な差別や暴力を容認するとの印象は避けたい模様だ。9月30日にはホワイトハウスで、記者団に「プラウド・ボーイズがどのような存在か知らない」と述べ、暴力行為の取り締まりについては、「治安当局に仕事をさせないといけない」と強調した。

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1515160 0 国際 2020/10/01 18:41:00 2020/10/02 00:09:25 2020/10/02 00:09:25 過激左派を批判する集会を開く極右グループ「プラウド・ボウイズ」のメンバーら(オレゴン州ポートランドで)=久保庭総一郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201002-OYT1I50002-T.jpg?type=thumbnail

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