ノーベル平和賞に国連世界食糧計画…紛争地・途上国で飢餓に苦しむ人々を支援

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 【ローマ=笹子美奈子】ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、2020年のノーベル平和賞を国連の世界食糧計画(WFP、本部・ローマ)に授与すると発表した。世界の紛争地などで飢餓に苦しむ人々を支援し続け、平和と安定に貢献してきた活動を評価した。

 ノーベル賞委員会のベリット・ライスアンデシェン委員長は記者会見で、「今年は紛争に加えて新型コロナウイルスの大流行により世界中で飢餓の瀬戸際に立つ人々が急増した。WFPは大きな貢献をしている」と授賞理由を説明した。

 WFPは1961年、貧困国などへの食料援助や開発支援を目的に設立された国連機関だ。2019年は、アフリカや中東などの88か国で約9700万人に援助を行った。支援した食料は420万トンに上る。50か国の1730万人以上の子供に学校給食を提供した。

 世界各地に約1万7000人の職員がおり、1000超の民間活動団体(NGO)とも連携している。受賞決定を受け、WFPのデイビッド・ビーズリー事務局長は「世界中で命を懸けて食糧を届けている職員の仕事が認められた。受賞は食料安全保障と平和は一体であることを思い出させるものだ」との声明を出した。

 平和賞候補として今年、ノーベル賞委員会に推薦されたのは318個人・団体だった。授賞式は12月10日、ノルウェー・オスロ市郊外のオスロ大学講堂で行う。新型コロナウイルス対策のために規模は縮小し、晩さん会は中止する。

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