新START延長、「無条件で1年間」の露提案を米が拒否

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 【ワシントン=蒔田一彦】米国とロシアの唯一の核軍縮の枠組み、新戦略兵器削減条約(新START)を巡り、プーチン露大統領が「無条件で最低1年間の延長」を提案したことについて、ロバート・オブライエン米国家安全保障担当大統領補佐官は16日、「実現の見込みがない」として拒否する考えを示した。11月の米大統領選や来年2月の条約期限をにらみ、両国の駆け引きが激しくなっている。

 オブライエン氏は、米国家安全保障会議(NSC)のツイッターに投稿した声明で、「米国は、米露共に全ての核弾頭を対象に上限数を定めることと引き換えに1年間の延長を提案した」と明らかにした。プーチン氏の提案を拒んだ上で、「コストのかかる軍拡競争が起きる前に、ロシアが立場を見直すよう望む」と、ロシア側に再考を求めた。

 米国は当初、条約延長に否定的だったが、規制対象の拡大などで合意することを条件に一定期間の延長に応じる姿勢に転じた。プーチン氏の提案も、延長期間を従来主張していた5年間から1年間に短縮し、歩み寄りを見せている。

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