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【モスクワ=田村雄】ロシア通信などによると、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで19日、路線バスの車内で新型コロナウイルス対策のマスク着用を巡り乗客同士が口論となり、50歳代の男性が刃物で刺され死亡した。警察当局は40歳前後の男を殺人容疑で拘束した。
被害者の男性は、容疑者の男がマスクを着けていなかったため注意したところ口論となり、バスを降りたところで背中を刺されたという。
新型コロナの累計感染者数が世界で5番目に多いロシアでは感染が急拡大しており、露保健当局は10月下旬から全土で、公共交通機関でのマスク着用を求めている。