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中国批判の香港紙「アップル・デイリー」創業者収監…民主派締め付け強まる

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 【広州=吉岡みゆき】香港の裁判所は3日、中国批判で知られる香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)創業者の黎智英れいちえい氏に対する詐欺罪での初公判を開き、保釈申請を却下して収監を命じた。黎氏は即日収監された。2日には、民主活動家の周庭氏や黄之鋒氏らが無許可集会を扇動したなどとして実刑判決を受けたばかりで、香港当局による民主派への締め付けは強まる一方だ。

3日、香港で、勾留施設に到着した黎智英氏(ロイター)
3日、香港で、勾留施設に到着した黎智英氏(ロイター)

 黎氏の勾留は、来年4月16日の第2回公判まで続くとみられる。黎氏は8月に国家安全維持法(国安法)違反と詐欺などの疑いで香港警察に逮捕された後、保釈されていた。今回は、逃亡や再犯の恐れを理由に保釈申請が認められず、収監された。

 黎氏は一貫して民主派支持を鮮明にしており、香港政府とその後ろ盾の中国政府は、黎氏の摘発により、蘋果日報を中心とした中国に批判的な報道の萎縮いしゅくを狙っているとみられている。

 蘋果日報は3日、「黎氏が獄中に閉じ込められ、我々と共に奮闘することができなくなっても、我々は一体となって持ち場を守る」との声明を出し、支持を訴えた。

 黎氏は、蘋果日報を発行する「壱伝媒」の本社がある不動産の貸借契約に反し、別会社に一部を提供して不正に利益を得たとして詐欺罪に問われている。壱伝媒は、香港警察が6月に本格捜査に着手した際、「(貸主から)また貸しを指摘されたことはない」との声明を出し、詐欺との認識はなかったと主張していた。

 民主派からは、黎氏の収監に「微罪にもかかわらず、保釈されないのはおかしい。裁判所は政治化をむき出しにしている」(民主党の林卓廷・前立法会議員)などと批判の声が上がっている。

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1672873 0 国際 2020/12/03 21:34:00 2020/12/03 23:02:07 2020/12/03 23:02:07 Media mogul Jimmy Lai Chee-ying, founder of Apple Daily, arrives at Lai Chi Kok Reception Centre by prison van after remained in custody over fraud charge, in Hong Kong, China December 3, 2020. REUTERS/Tyrone Siu https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201203-OYT1I50054-T.jpg?type=thumbnail

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