NY市、店内飲食を再び禁止へ…コロナ入院患者が増加
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【ニューヨーク=村山誠】米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は11日の記者会見で、ニューヨーク市内で新型コロナウイルスの入院患者数が増え続けているとして、市内の飲食店の店内営業を14日から再び禁止すると発表した。店の前の歩道などを使った屋外営業は引き続き認める。
3月中旬に配達と持ち帰り以外の営業が禁止された市内の飲食店は、6月に屋外営業を再開。9月末には入店客を定員の25%までに制限する形で店内営業も認められた。その後、感染が再び拡大し、11月13日から午後10時以降の営業が禁止されていた。
ニューヨーク市の発表によると、市内の検査陽性率は10日時点の7日間平均で5%を超え、新規感染者数は同様に2559人に上る。新規の入院患者数も同日に205人を記録し、5月頃の水準に戻っている。