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突然バズったチベット族の青年「純朴な笑顔ステキ」…見え隠れする思惑

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 【上海=南部さやか】中国南西部・四川省に住む少数民族チベット族の青年がSNSで突如人気となり、官製メディアが相次いで報道している。チベット族への人権抑圧が批判される中国政府や共産党も取り上げるほどだが、民族融和をアピールする思惑も見え隠れする。

 青年は、標高約4000メートルの甘孜チベット族自治州理塘りとう県の農民、丁真さん(19)。先月、県を訪れた写真家が動画共有アプリに丁さんの姿を投稿すると、「純朴な笑顔がすてき」と評判が立ち、2時間で1000万回以上も再生された。

 一目見たいと訪れる人が増え、丁さんは県の国有旅行会社から観光大使に任命された。県政府は丁さんが乗馬やたき火を楽しむ様子を収録した映像を制作し、今月には日本語吹き替え版まで登場した。

 党の汚職摘発機関である中央規律検査委員会は17日、ホームページで映像を取り上げ、国が進める貧困脱却と関連づけて紹介した。中国外務省の華春瑩フアチュンイン報道局長も11月、ツイッターで丁さんについて3回投稿した。

 習近平シージンピン政権はチベット族の信仰や行動の自由を厳しく制限するなど締め付けを強めており、欧米諸国は人権抑圧だと批判する。一方で中国政府は、スポーツなどで活躍する少数民族を、融和の象徴としてたびたび顕彰してきた。

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