中国批判で知られる香港紙創業者、再収監へ…香港最高裁が決定
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【広州=吉岡みゆき】香港の終審法院(最高裁)は12月31日、中国批判で知られる香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)創業者で、保釈中だった
黎氏は、国家安全維持法違反(外国勢力との結託)や詐欺の罪で公判中だ。12月3日に収監されたが、高等法院(高裁)は23日、意見を発信しないことなどを条件に保釈を認め、中国共産党機関紙や香港親中紙が批判していた。
今回の決定で中国と香港当局の意向に沿った判断が示されたことについて、民主派の
黎氏は29日、「一身上の理由」として、蘋果日報を発行する「壱伝媒」の主席と取締役を退任した。会社の経営に自身の裁判が影響するのを避けるためとの見方がある。
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