グテレス国連事務総長、慣行通り「2期目を務める用意ある」
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【ニューヨーク=寺口亮一】今年末で1期目の任期が終了する国連のアントニオ・グテレス事務総長(71)は、2期目を目指す意向を国連安全保障理事会と国連総会に伝えた。事務総長報道官が11日の記者会見で明らかにした。
グテレス氏は8日、「(自身の続投が)加盟国の意向であれば、2期目を務める用意がある」と、安保理の5常任理事国と総会議長に伝達した。11日には安保理と総会の両議長宛てに書簡を送ったという。
事務総長は、安保理の勧告に基づいて総会が任命する。事務総長は2期10年務めるのが慣行となっている。元ポルトガル首相のグテレス氏は、2017年1月に事務総長に就任した。
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