米高官また辞任表明、占拠事件には直接言及せず
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【ワシントン=横堀裕也】米国のチャド・ウルフ国土安全保障長官代行は11日、辞任を表明した。トランプ大統領の支持者らが議会議事堂を一時占拠した事件を受けて政権高官の辞任表明が相次いでいる。すでにエレイン・チャオ運輸長官やベッツィー・デボス教育長官らが政権を去ると表明した。
ウルフ氏は国土安保省職員に宛てたメッセージを公表した。辞任の理由として「私の長官代行としての権限を巡る訴訟や最近の出来事」を挙げた。占拠事件には直接言及しなかった。
トランプ氏は、ウルフ氏を正式な長官に指名する方針を示していたが、ウルフ氏が占拠事件を受けた別の声明で、トランプ氏に批判的な立場を取ったのを受け、指名を取り下げていた。
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