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【独自】リーダーになれる・家の掃除率先…エジプト、日本式の教育校は難関

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 【カイロ=酒井圭吾】エジプト政府は日本式教育校を拡充することで、子どもの協調性などを育み、将来の経済発展につなげたい考えだ。親たちの評判も急上昇し、日本式校は今や全体の倍率が13倍の難関だ。長期的な定着には、エジプト人教員の育成が課題となる。

■児童で議論

 首都カイロ近郊ギザ県で日本式教育を行う「EJSスナアイヤ校」の小学3年生の教室では、男女の児童2人が教壇の席に座っていた。「仮装パーティーをやりたいという話が出ました。まず、なぜやりたいのかを話し合いましょう」。学級会の議長の女子児童が声を張り上げると、発言を求める他の子たちの手が一斉に挙がった。

 モハメド・ラゼク校長(46)は「知識の吸収だけに注力するエジプトの学校では、考えられない授業だ。協力して物事を進める子どもたちの力が確実に育っている」と話した。

 この学校は2018年に正式開校した。日直が朝の会や帰りの会を進行する。児童らは「日直はリーダーになれるからうれしい」と口々に話していた。帰り際になると皆で机を移動させ、ほうき係や雑巾係に分かれて手際よく掃除を始めていた。

 保護者の評価も高い。この学級で学ぶ児童の父、アフマド・ナガルさん(40)は「子どもが家の掃除を率先して行うようになった。違いが表れてきた」と語った。

 日本式教育校の人気は高い。学費は通常校の約2・5倍にあたる年約1万ポンド(約6万6000円)と割高だが、20年度(9月入学)は定員計1200人の日本式校に約1万6000人の応募があった。

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